3年前にこんな記事を書きました。
何を考えて何を作ったかは記事を見てもらうとして、このswr-composeは8割方作ったまましばらく放置していました。
途中でぐちゃぐちゃになってきたコードを整理すべくゼロから作り直したりしたものの、機能的なエンハンスはしてませんでした。
それにいくら本家のReact SWRの動作とにらめっこしながら再現したとて本当に仕様が一致してるかは常に不安がありましたし、Androidアプリ開発にViewModelレスな時代がもっと早く到来すると思っていたけど案外そうでもないし、そもそもスターも全然稼げてないのでほぼ自己満足以外のなにものでもなかったです。
そんなこんなで1.0.0に達しないまま3年の月日が過ぎていたわけですが、ようやく目処が立って1.0.0をリリースました。
なにがあったか
最近になって変わったことといえばそう、AIコーディングです。
具体的に言えばClaude Code。
作っていたライブラリはReact SWRのCompose Multiplatform向けの移植なのですが、正解のあるものをAIに作らせたら本当に強いですね。
実装するのめんどくさいなーと思っていたuseSWRSubscriptionも10分でさくっと移植してくれました。
また、本家SWRとの差分や不具合もClaude Codeに網羅的にレポートしてもらいミスを潰すことで移植精度が上がったと感じています。
正直実装よりも検証のほうが大変だったので、このあたりがAIが得意なのはとても助かります。
このあたりを念入りにAIに壁打ちして、十分網羅できたと確信できたので1.0.0への歩みを進めることが出来ました。
swr-composeの今後
本家React SWRもそこまで歩みは早くないので、新機能が追加されたら追従する感じかなーと思ってます。
最近はどっちかというとTanstack系の盛り上がりがすごい感じがしますね。
アプリケーション開発者視点でみると、アーキテクチャ選定はもはや長いものに巻かれてAIが実装しやすいように組んだほうがいい時代になった気もしています。
となるとこのswr-composeは現在の主流思想からはやや外れているので、ますます存在価値がゆらいでいるような気もしなくもないです。
stale-while-revalidateの思想は今も変わらず素晴らしいと思いつつ、それを実現させるのはこの手のライブラリではなくAIに全てを委ねるべきなのかもしれない。
AIコーディングに対する個人的な感想
AIコーディングは本当に化け物じみてて、エンジニアリングの全てが変わっていっている気がします。
最後の2割を詰めるのがしんどくて3年足踏みしていたこのライブラリが3日足らずで完成したと感じられるようになるのは驚きです。
もしかしたらゼロからSWRのCompose Multiplatform移植を作ってとお願いしたほうが筋が良いものが出来てきたりするんじゃないかと思うほどです。
個人的にはプログラミングは好きだけどあくまで手段だと考えているので、より作りたいものに注力できるという意味ではポジティブ寄りの感想を持っています。
最近もフルバイブコーディングでわけのわからないものを作ってしまった。たのしい
ただ仕事面では、今までと同じことをして今後も食い扶持を繋いでいくことは出来なくなるだろうという焦りはありますね、、
今のところはAIの作ったコードにツッコミを入れることは結構できるので、しばらくはAIのお世話係としては生きていけそうですが1年後はどうなってるかはわからない。